数ヶ月前シリコンバレーに視察に行ってきたのですが、
そこで、私は多くのことを学び、そして感じました。
そんな中で、今一度シリコンバレーで感じたことを、
このブログで書いてみようと思います。
なぜか?
ちょうど、3月に入りアクアでも、
次年度の年度計画の策定が大詰めを迎えています。
賢明なこのブログの読者の皆さんの会社では、
もう発表すら終わっていることと思いますが。
今年はちょっと時期が遅くなりました。
ですが、しっかりしたものを策定しています。
そして、このアメリカの最先端を行っている、
シリコンバレーの超イケテル企業が、
いったい何を大事にしているか?を知ると、
多くのイケテル読者のみなさんの
4月からの計画に役に立つ、と思ったからです。
まあ、前置きはそこそこに、
以下が、私のシリコンバレー視察レポートです。
長いので数回に分けて、アップしますので、
参考にしていただいたら、幸いです。
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シリコンバレー視察で一番感じたこと
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グローバルIT企業をはじめ、
ウォールマートなどアメリカ企業を視察して感じたことは、
どこも企業文化を強烈に押し出している、ということです。
イイ意味での差別化と言えますが、
全て前向きな中で帰属意識や、
理念クレドはもちろんのこと、就業スタイルまでも、
その会社のイケてるカラーをある意味、
強制しているのです。
当たり前に、です。
日本の多くの企業はむしろ、
業務だけしっかりやっってくれよ、
というイメージに近いですが、
アメリカは生活スタイルにまで影響を及ぼしています。
シリコンバレーの企業を想像した時に、
多くの人が持つイメージは、
勤務時間だけはしっかりやってくれよ、
というイメージですよね。
グローバルIT企業はどこも、
そのイメージではない、ということです。
その典型的な話が、
ザッポス本社がラスベガスに移転をするとき、
全社員が家ごと引っ越したのです。
ザッポニアンと呼ばれる人たちです。
グーグル、フェイスブック、ザッポス、セールスフォース、
それ以外のシリコンバレーIT企業の
取り組みは素晴らしかったです。
その取り組みは多岐にわたりますが、
企業文化を語る上でその底辺に流れている
考え方を一言で言えば、
「自由な気風と自己責任という車の両輪を徹底する」
という事になるでしょう。
さらにシリコンバレー各社で
歓迎のセミナーを聴いたのですが、
そのどこでも聴いた言葉、それは「イノベーション」です。
革新・技術革新です。
ビジョンとして「イノベーション」を起こしたい。
と口をそろえて言っていました。
当然市場占有率のことも話していましたが、
それよりも革新にこだわっているのです。
そもそも世界市場を初めから狙っていること、
それとITの力で
より良い世界の未来をどう創っていくか?
を真剣に考えているのです。
そのために社内で行っていること、
それは柔軟な発想になるように、
常に頭を鍛える訓練を行っているのです。
これは習慣づけともいえる行為です。
このことが、結局は世界を変える
素晴らしい会社を創っているのだ、と実感しました。
では、どのように行っているのか?
多くは、ブレストやカフェでのちょっとした会話なのです。
しかし、世の中を変える
インパクトがあるとはどういう事なのか?
未来はどうなっていくのか?
自分たちはその中で何ができて、
何ができないのか?を知り、できないのであれば、
優秀な人財を採用するなりして、
自分のところでやろうとしているのです。
イノベーションを起こせる
素地を持った社員を採用しているのです。
ですので、どこも採用には
ものすごく力を入れているのです。
ではどういった人財なのか?
それは「Aタイプの人財」と言っていました。
Aタイプの人材とは何か?
そもそもアメリカは多民族国家なので、
いろいろな価値観を持った人々が存在する。
そんな中で「仕事をバリバリやって、
自分の素晴らしい人生を切り拓こうとする人々」
という定義です。
なので、朝、電車の車中からパソコンで仕事をして、
日中バリバリやり、時には頭をリフレッシュするために、
カフェでお茶をのみ、そこでも議論をして、
体をほぐすために、バレーボールで息抜きをして、
また徹夜で仕事をする。
いったん帰って、また朝一から仕事。
そんな状況とのことです。
とまあ、こんな事を感じていました。
この3月の時期だからこそ、
世界の先頭を走るシリコンバレーの
グローバル企業はどんなものなのか?
を何回かに分けてお話します。
つづく・・・。