ドラッカー先生のセミナーにパネリストとして参加

先日、私が10年ほど前から敬愛してやまない、

ドラッカー先生のセミナーが東京同友会主催で開催され、

パネリストとして呼ばれました。

セミナーでは、ドラッカー学会会長として、

また、日本で翻訳されているドラッカー先生の

主要著作物のほぼすべてを翻訳された、

上田惇生先生のご講演があるとのことで、

私自身が話すということより、

ドラッカー氏の主要著作で有名な

上田先生の話が聴きたい一心で参加しました。

会場には100人以上の経営者がいましたが、

上田先生がこれだけは、

経営者の皆さんに言いたい事は一つだけです。

これだけは覚えておいてください、

とお話されたことが

「何をもって覚えられたいか?を考えてください」

という事でした。

この言葉は私の胸に突き刺さり、

アクアとしては「絵コンテ会社としてのアクア」で

広告業界に広く流布されているな、と思いました。

アクアはTVCM業界に大きく貢献しているのです。

私がパネラーとしてお話したのは

「10年ほど前からドラッカー先生の著作を読み、

勉強しているが、時がたつにつれて、

経営者として課題や成長を積み、

その本当の意味と行動しなければならない

方向性が理解できるようになってくる」という事でした。

賢明なこのブログをご覧の皆さんは、

私自身もそうでしたが、

上田先生翻訳のドラッカーの著作を皆さんお読みでしょう。

そして、読後思うことそれは

「当り前のことじゃん!」

これです。

しかし皆さん、賢明な皆さんはお分かりだと思いますが、

1回読んで分かった気になっているのと、

マネージャーとして本当のマネージメントの渦中の中で

悩み考える事は、まったく違うということです。

なので、私は毎年読み返しました。

そうすると一年前は見えてこなかった事が、

一年後はその行間に見えてくるのです。

ドラッカー先生が本当に言いたかったことは、

こういうことなのか、と頭ではなく腹に落ちてくるのです。

そんなことで、私自身にとってとても有意義なひと時でした。

つづく・・・。

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