8日間に渡るグローバルIT企業の
視察を終えて、先日帰国しました。
大変有意義な視察ツアーでした。
グーグル、フェイスブック、ザッポス、セールスフォース、
それ以外のグローバルIT企業の
取り組みは素晴らしかったです。
各社で歓迎のセミナーを聴いたのですが、
そのどこでも聴いた言葉、
それは「イノベーション」です。
革新・技術革新です。
ビジョンとして「イノベーション」を起こしたい。
当然市場占有率のことも話していましたが、
それよりも革新にこだわっているのです。
そもそも世界市場を初めから狙っていること、
それとITの力でより良い世界の未来をどう創っていくか?
を真剣に考えているのです。
そのために社内で行っていること、
それは柔軟な発想になるように、
常に頭を鍛える訓練を行っているのです。
これは習慣づけともいえる行為です。
このことが、結局は世界を変える
素晴らしい会社を創っているのだ、と実感しました。
では、どのように行っているのか?
多くは、ブレストやカフェでのちょっとした会話なのです。
しかし、
世の中を変えるインパクトがあるとはどういう事なのか?
未来はどうなっていくのか?
自分たちはその中で何ができて、
何ができないのか?を知り、
できないのであれば、優秀な人財を採用するなりして、
自分のところでやろうとしているのです。
イノベーションを起こせる
素地を持った社員を採用しているのです。
ですので、
どこも採用にはものすごく力を入れているのです。
ではどういった人財なのか?
それは「Aタイプの人財」と言っていました。
Aタイプの人材とは何か?
そもそもアメリカは多民族国家なので、
いろいろな価値観を持った人々が存在する。
そんな中で「仕事をバリバリやって、
自分の素晴らしい人生を切り拓こうとする人々」
という定義です。
なので、朝、電車の車中からパソコンで仕事をして、
日中バリバリやり、時には頭をリフレッシュするために、
カフェでお茶をのみ、そこでも議論をして、
体をほぐすために、バレーボールで息抜きをして、
また徹夜で仕事をする。
いったん帰って、また朝一から仕事。
そんな状況とのことです。
ちなみに、シリコンバレー周辺には
レストランやコンビニなどお店が一店舗もありません。
そんな状況なので、広大敷地の社内のビル内に
カフェやレストランがある感じなのです。
まあ、社内にレストランがなければ、
外に出ても食事はできない状況なのですが。
外で食事をしたい場合は、
車で20~30分移動して食事する、といったところです。
そんなことで、まず発想からして違う、
シリコンバレーのグローバルIT企業でした。
つづく・・・。