大学の講演で話している事 2

大学での講演内容、その2です。

自らの人生は自らで切り拓く!

「今を120%生きることが、
将来の素晴らしい自分をつくる!」

こんな表題で話をしているのですが、
ある日突然イケテル俺(私)にはならない、

という事が裏にはあります。

就活とかのキッカケはあるでしょうが、
就活を通して、
突然イケテル自分に大変身!

なんてことは無いのです。

ちょっと機転がきく人は、見た目やノウハウで
アドバンテージを創れるでしょうが、
入社してから化けの皮が剥がれたりします。

なぜか?

人生は日々の連続だからです。

今、バンクーバーやってますが、
出場している人は、ある日突然、
その競技がうまくなって出場した、
なんて無いじゃないですか!

日々の努力や苦労の上なことは、
全世界の人が分かっている。

分かりやすい例えだと思いますが、
一緒だということです。

だから、今を120%で生きることが、
素晴らしい自分を創るのです。

3年5年10年で大きな差となるのです。

一番良くないのは無駄に過ごした
と思える日々を送ることです。

(もう少し詳しく知りたい人は、
以前のこの題名を参照してください)

ちなみに私自身は、
120%生きる為にその時々で、
中間目標を立てるようにしてきました。

学生のころから、一つ一つ目標を設定して、
達成するということです。

しかしながら、
大学生を含む若い皆さんは
120%で生きていると
時としてひずみがでてくる。
それは失敗や挫折です。

私は、失敗や挫折そのものが
人間としての成長そのものだ
と話しています。

だから、ぶつかれ、と。
失敗して何かをつかめば良い、と。

しかし、将来のイケテル自分のために、
失敗や挫折を経験して、
そのままにしていてはダメです。

それ以後の自分のために、
次に失敗しないためにどうしたらいいのか?
を考えることが重要なのです。

次の自分のために具体的に行動する
ということです。

とはいえ、失敗や挫折は、
誰だって「イヤ」じゃないですか!

たとえ、その事を通して自分が成長できたとしても、
自ら失敗を招きたくないですよね!

そこで、オススメなのが

「自分自身に前向きなスローガンを付ける!」

ということです。

その言葉を連想すると、
前向きになり、
挑戦する気持ちが湧いてくるような、
自分だけのフレーズです。

「私は~な男(女)です」
こんな感じです。

たとえば、「私は仕事ができる男(女)です」
とか、「私は頭がキレる男(女)です」
とか「私はデキる男(女)です」

とまあ、いろいろあるでしょうが、
前向きで自分が奮い立てるような、フレーズです。

日々の生活に密着しているので、
これは重要なことで、かなり効果があります。

大学生の場合、就職することが
人生のゴールのように思っているので、
なおさら効果があります。

本当は社会人になってからが
人生の本番なので、入社後にこそ、
このスローガンは、自分自身を助けます。

目指す自分像が無いと、
嫌な上司や同僚との競争に負けて、
辞めたくなったりするのです。

そんな時に役立つのが、
自分自身のスローガンなのです。

ああ、そうだった。

目の前の嫌なことではなく、
俺(私)はこういった男(女)になりたかったし、
もうそれに近づいている、

と思うと前に進めるのです。

ちなみに、
私自身の学生時代(20数年前?)
のスローガンは

「俺は使えるヤツだ
(デキる男にかなり近い意味として)」

です。

周囲から、
「あいつは使えるヤツだなあ
(機転がよく効くという意味です)」
と思われる男、だと念じていました。

そこから1~2年後に
「俺は仕事がデキる男だ」
と変えていったのです。

このスローガンの手法は、
今も続けています。

自分の年齢(成長)によって変化していくものですが。

とまあ、こんな話をしながら、
大学生に自分のスローガンを立てさせています。

皆さんも、
「自分に前向きなスローガンを付ける」
是非やってみてください。

自分の胸の内だけで念じていればイイわけで、
誰にも言う必要はないのですから。

つづく・・・。

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