今時のお役所と行政

先日、G7の記者会見に、
意識もうろうとした状態で会見した責任を取って、
中川昭一財務相が辞任しました。

この年度後半の行政の対応は、
良い意味で少し変わってきています。

金融庁や中小企業庁の上層部の勉強会に呼ばれたり、
区長との懇談をしたりしましたが、
昔よりも、皆さん前向きに日本を助けたいと、
頑張っていらっしゃいます(ちょっとホメすぎかな)。

昔と何が変わったか、ズバリ、
スピードです。

行政の対応スピードは結構早くなっています。
多分、それだけ現状の日本の経済状態に
危機意識を持っているのだと思います。

国会や閣僚の不祥事等、
ニュースを見ていて昔と何も変わらないな、
と皆さん思っているでしょうが、
金融庁さんや中小企業庁さんの担当官は
かなりスピーディに今の経済状況の改善に取り組んでいます。

ちなみに、一昔前までは、
銀行員がイイ訳のように良くない話をする時に
「金融庁の指導で」で言っていましたが、
最近はそんな指導はしていない、と言っていました。

昔とは良い意味で官庁は変わったんだ、という事です
(官庁というところは、キッチリしていますので、
全て書類に残しています。その資料書類を見ても分かりました)。

私が目にした行政の、
この半年の細かい経済対策の打ち出し数はスゴイです。

数日に一回の感じでいろいろな経済対策を出しています。

まあ、話し方はいかにもお役人らしい
(テレビに出てくる、一本調子のしゃべり方のアレです)
感じですが。

より、現場に近い区の対応はもっとスピーディです。

本当に企業の話を聞いて、スグ対応していこうとしています。

つまり、国会や閣僚や代議士は、
昔ながらの感じでやってたりますが、
国民や企業に近い役人の方たちは、
自分たちにできることからスグに行動に移してやっています。

定額給付金をどうするかモメているうちに、
国・都・区は緊急融資や、就労支援、母子家庭への
支援等結構スピーディに対応しています。

この経済状況が対応を早くしたと言えますが、
行政の現場は結構頑張っていますよ。

みなさんも困りごとがあったら、
役所にいってみると、イイかもしれません。

結構、いろいろな行政サービスをやっているんだな、
と思うハズです。

お読みいただいて、ありがとうございました。

つづく・・・。

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