絵コンテの仕事をしていると、広告代理店のCDの方をはじめ、10人ぐらいの
お客さんを前にして、上がった絵コンテを披露しながら納品するときがあります。
その時に、居合わせた人たちの間で「オオ~~!」
という声が上がる時が、メチャクチャウレシイ瞬間です。
「ヤッター!」「やっててヨカッター!」と思います。
お客さんを「感動」させることができた、ということです。
この仕事の素晴らしさを実感するときです。
この感動させるということが大きなポイントで、経済の指標で顧客満足を
測る考え方として、5つの段階があると言います。
商品を買った時の顧客満足の感情です。
お客様の心の反応と捕えてください。
合わせてアクアの場合の反応を補足しておきます。
第1段階として
失望
これはヤバイ。次から2度と発注は来ません。
第2段階として
納得
まあね、こんなかんじかな?という反応です。
第3段階として
満足
アクアに発注して良かった、と思ってもらえるのはこのあたりからです。
第4段階として
感動
「オオ~!」とか「スバラシイ~!」とか「スゲエ~!」とかの
感嘆の声が上がり、回りにいる人が自然と集まってきたりします。
この段階を常に意識しています。
この第4段階の「感動」を続けていると、やがて、
第5段階
伝説(レジェンド)
になると言います。
この「伝説」になることを目指しています。
エルメスやシャネル、ティファニーなどは「伝説」と言えるでしょう。
「価格」ではなく「価値」で世間に評価されているからです。
ブランド力と言い換えたいところですが、ブランド力というと、
感動と伝説を交えながら、満足というレベルも少し入っている気がします。
今のアクアがあるのも、この「感動」を大切にしてきたからです。
すべての案件が、オリジナルで受注して制作していくという仕事がら、
常に感動を与えることは大変難しく、納得から感動までお客さんの反応は
ありますが、どんな案件も、常に「感動していただく」
ことを意識して取り組んでいます。
感動を与え続けたから、今のアクアは伝説(レジェンド)になった、
と言いたいですが、そこは控えめにして、
「感動」をお客様に常に与えていくという姿勢で、今日も前向きに頑張ります。
お読みいただいてありがとうございました。
つづく・・・。