娘の小学校の入学式がありました。
ここ数年は桜が卒業式で咲くくらいでしたが、
今年は咲いている期間が長かったので、
満開の桜の下での入学式でした。
大変素晴らしい入学式でした。
不思議なもので、
それから数日間小学校に通いだしただけで、
娘の言動が明らかに違ってきたのです。
お姉ちゃんぽく、大人びた感じに数日で変わりました。
小学校は1年生から6年生まで、
ほぼ幼児から思春期に近いお姉さんぽい子まで、
幅広くいるわけで、
お兄ちゃんお姉ちゃんに刺激されているんですネ。
高学年の子の言動をジーッと見ているんです。
その後「パパ一輪車買って!」と言ってきたので、
妻に金額を聞くと、4~5千円との事。
早速、トイザラスに買いに行き、
その日から一輪車の練習をやってます。
転んでも転んでも、練習しています。
私の子供の頃は、
一輪車なんて珍しい時代でしたから、
とても乗れませんが、
今は、学校に置いてあって、みんなでやるんですね。
10年程前まで、
学級崩壊といって授業を聞かないで、
トランプなどで遊んでいる子供がたくさんいて
授業が成り立たない、などと話題になっていましたが、
娘が通っている区立の小学校では、
今は明るくイイ子ばかりだと、先生がおっしゃっていました。
全国的に学級崩壊は昔の事らしいですよ。
何十年も小学校教師をやっている先生に言わせると
10~20年前より、むしろ、
今の子の方が素直でいい子ばかりだそうです。
10年前というのは、ちょうどバブル崩壊後で、
社会が陰鬱としていた時期ですから、
子供たち自身の事というより、
家庭や社会の反映というか、カガミなのでしょうね。
その入学式で、
校長先生の歓迎のあいさつでは紙芝居を使って、
いかに小学校が楽しい所で、
お兄さんお姉さんが優しく面倒を見てくれるか、
ということを子供たちに話していらっしゃいました。
60代の男性の校長先生でしたが、
子供の事や、小学校教師が好きでたまらない、
という感じを受けました。
その校長先生が
「一年生のみなさんこれだけは守りましょう!」
と言って大きなフリップを出したのですが、
そこには以下の3つの言葉が大きく書かれていました。
・へんじ
・あいさつ
・あとしまつ
みんな大きな声で、
「ハ~イ!」「ありごとうございました!」と言っていました。
お読みいただいてありがとうございました。
つづく・・・。